畑に広がるのはヨーロッパなどでよく見られる垣根栽培の葡萄たち。
「本場フランスのやり方で赤ワインを作って、飲み比べてやろう」
どうせ一から自分たちでつくるのだからと、遊び心で選んだ栽培方法だ。
ここ鳥居平は日当りも水はけも良好。
さらに山頂近くのこの畑は、昼夜の寒暖差もある。
葡萄やワインの産地として有名な勝沼の中でも屈指の好条件だ。
そこでカベルネ・ソービニヨンやメルローといった葡萄をつくるのだ。
その葡萄でワインをつくるのだ。
山梨の、勝沼の、鳥居平の、荒れた畑を甦らせた。
そこで手塩にかけて葡萄をつくった。
美味いワインができないはずがない。